検診のすすめ がんから身を守る
厚生労働省の2010年人口動態統計によると、本県のがん死亡率は前年より悪化し、14年連続で全国ワーストを記録した。がんは早期に発見して治療すれば治る病気だが、各部位のがん検診受診率は10~20%台にとどまっている。がんの早期発見につながる各部位の検査の様子を見てみよう。
- (1)[胃がん]バリウムで内部透視 内視鏡は技術開発進む(2011/11/28)
- (2)[大腸がん]便潜血検査が確立 陽性なら内視鏡検査を(2011/11/28)
クーポン券活用を
がんの早期発見と健康に対する意識普及を図ろうと、市町村は特定の年齢に達した女性に乳がん、子宮頸(けい)がんに関する検診手帳と無料で検診を受けられる無料クーポン券を送付している。2010年度、クーポンを利用した受診率は乳がんが27.5%、子宮頸がんが28%。クーポンの利用期間はその年度だけで注意が必要だ。今回は女性のがんについて検診内容などを紹介する。
- (3)[乳がん]マンモと視触で検査 自己チェックも重要(2011/12/26)
- (4)[子宮頸がん]20~30代の発症増える ワクチン接種が有効(2011/12/26)
たばこが最大の原因の肺がんは、発症後に死亡に至るケースが多い。男性に特有の前立腺がんは、検診で発見された割合が部位別で最も高い。肺がんは風邪と症状が似ていて見過ごされやすく、前立腺がんは知らぬ間に症状が進みがちなだけに、検診による早期発見・治療が大切だ。
- (5)[肺がん]喫煙者は積極受診を CT検査で発見率向上(2012/01/28)
- (6)[前立腺がん]自覚症状なく進行も 採血しPSA値を測定(2012/01/28)
がんのリスクを低減するにはどのような生活が理想的なのか。また、がん検診に欠かせない診療放射線技師と臨床検査技師の役割について、それぞれ紹介する。
- (7)[がんのリスク低減]生活習慣、発症に影響 原因の6割、喫煙と食事(2012/02/27)
- (8)[技師の役割]乳がん検診で需要増加 求められる正確さ、早さ(2012/02/27)
県内では行政や医療機関のほか、患者団体もがん検診の普及啓発に向けて取り組んでいる。2団体の代表に、がんを経験した立場から早期発見・治療の大切さを語ってもらった。
- (9)がん検診をすすめる会・佐藤文夫さん「時間つくり定期的に」(2012/03/26)
- (10)あけぼの秋田・佐藤清子さん「早期に適切な治療を」(2012/03/26)
- (11)[県内11カ所・相談支援センター]患者同士交流 勉強会も開催(2012/03/26)
市町村が実施するがん検診の受診率は部位によって15~25%。受診率を向上させようと、県や市町村はさまざまな取り組みを進めている。鹿角市は受診者に地元商店街の買い物カードのポイントを進呈。能代市は市保健センターに検診設備を集め、一度に各部位の検診を受けられるようにしている。
- (12)[鹿角市の取り組み]受診でポイント付与 地域への還元に一役(2012/04/29)
- (13)[能代市保健センター]6部位の検診可能 特定健診、組み合わせも(2012/04/29)
- (14・完)[県の「コール・リコール事業」]電話呼び掛けで効果(2012/04/29)

