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検診のすすめ がんから身を守る

 厚生労働省の2010年人口動態統計によると、本県のがん死亡率は前年より悪化し、14年連続で全国ワーストを記録した。がんは早期に発見して治療すれば治る病気だが、各部位のがん検診受診率は10~20%台にとどまっている。がんの早期発見につながる各部位の検査の様子を見てみよう。

クーポン券活用を

 がんの早期発見と健康に対する意識普及を図ろうと、市町村は特定の年齢に達した女性に乳がん、子宮頸(けい)がんに関する検診手帳と無料で検診を受けられる無料クーポン券を送付している。2010年度、クーポンを利用した受診率は乳がんが27.5%、子宮頸がんが28%。クーポンの利用期間はその年度だけで注意が必要だ。今回は女性のがんについて検診内容などを紹介する。

 たばこが最大の原因の肺がんは、発症後に死亡に至るケースが多い。男性に特有の前立腺がんは、検診で発見された割合が部位別で最も高い。肺がんは風邪と症状が似ていて見過ごされやすく、前立腺がんは知らぬ間に症状が進みがちなだけに、検診による早期発見・治療が大切だ。

 がんのリスクを低減するにはどのような生活が理想的なのか。また、がん検診に欠かせない診療放射線技師と臨床検査技師の役割について、それぞれ紹介する。

 県内では行政や医療機関のほか、患者団体もがん検診の普及啓発に向けて取り組んでいる。2団体の代表に、がんを経験した立場から早期発見・治療の大切さを語ってもらった。

 市町村が実施するがん検診の受診率は部位によって15~25%。受診率を向上させようと、県や市町村はさまざまな取り組みを進めている。鹿角市は受診者に地元商店街の買い物カードのポイントを進呈。能代市は市保健センターに検診設備を集め、一度に各部位の検診を受けられるようにしている。

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