地方点描:国際戦[能代支局三種町駐在]

お気に入りに登録

 英国中部の町アッシュボーンは、サッカーの起源とされるシュローヴタイド・フットボールの開催地として知られる。年に1回、町全体をフィールドに、数千人の住民が一つのボールを追って豪快に駆け回る。この町と旧琴丘町が1997、98年、自治体の住民同士でスポーツ参加率を競うチャレンジデーで戦ったことを、三種町体育協会に教えてもらった。

 実現の立役者は、旧琴丘町で外国語指導助手(ALT)を務めていたアッシュボーン出身のカール・ブースさん(46)=八郎潟町。スポーツで一つになる琴丘の人たちに心を動かされ、故郷の行政やメディアにチャレンジデーの魅力を説いて回った。現地の地元紙は「コトオカ」の見出しを躍らせ、記事を掲載。健闘を祈るエールを交換し合い、当日は両町とも約8割の住民が参加した。ブースさんは「遠く離れた二つの故郷がつながり、感動した」と振り返る。

(全文 647 文字 / 残り 274 文字)