天寿酒造、社歴が44年延びた! 先代社長が古文書解読

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古文書を手にする6代目(右)と大井社長

 秋田県由利本荘市矢島町の天寿酒造(大井建史社長)が、創業年を「1874(明治7)年」から「1830(文政13)年」に変更した。前社長の6代目・大井永吉さん(86)が本家に残る古文書を読み解き、判明したという。老舗酒蔵が創業年を変更するのは極めて異例。

 同社は、矢島藩御用達の酒屋だった大井本家から分家した初代永吉(分家前は栄吉)が始めた造り酒屋が起源とされる。ただ、初代に関する詳しいことは分からず、これまでは2代目永吉(代々、永吉を襲名)が清酒醸造免許を取得した1874年を創業年としてきた。

 しかし、2016年12月ごろ、古文書の読み方を学んでいた6代目が本家4代目・大井幸左衛門が記した「家譜略法名記」と、「酒類諸願伺記録」を解読したところ、新たな事実が判明した。

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