古代の技法を後世に 鹿角伝統の紫根染・茜染の復活目指す

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あくに浸した布を広げ、天日に干す会員たち

 秋田県鹿角市内外の有志でつくる「鹿角紫根染(しこんぞめ)・茜染(あかねぞめ)研究会」(関幸子会長)が、古代技法の復活に向けて活動している。奈良時代から作り続けられてきたとされる優美な染め物を再現し、後世に伝えたい考え。色を定着させるために下染めを繰り返すのが古代技法の特徴の一つで、今月からその作業を始めた。

 強い日差しが照り付けた3日、鹿角市花輪の関幸子さん(73)の庭で、10メートルを超すシルクやちりめんの反物が風になびいていた。

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