有効求人倍率県内最高 鹿角、長引く人手不足に受注見送りも

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板金加工を手掛ける十和田精密工業秋田工場。人手不足により、受注を控えるケースもあるという=鹿角市十和田末広

 秋田県鹿角地域の事業所が、長引く人手不足に頭を悩ませている。ハローワーク鹿角管内(鹿角市、小坂町)の3月の有効求人倍率(常用)は1・79倍に上り、県内11カ所の中で最も高かった。人手不足が原因で受注を控える工場もあり、影響が深刻化している。

 ハローワーク鹿角管内の求人倍率を業種別にみると、製造・加工(3・75倍)、建設・土木(3・54倍)、サービス(3・34倍)などが高い。高倍率の要因について、ハローワークの担当者は「景気の回復基調などを背景に求人も増えているが、求職者の減少が最も大きい」と話す。

 鹿角管内の求職者数は昨年度の1カ月平均533人で、過去20年でピークだった2001年度の4割まで減った。反比例するように求人倍率は上がり続け、昨年度は平均1・57倍で過去20年で最高だった。

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