B1復帰ハピネッツ ペップHC支える「通訳3人」

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ペップHC(左)を支える前田アシスタントコーチ

 バスケットボール男子Bリーグで1部(B1)昇格を決めた秋田ノーザンハピネッツ(秋田NH)を率いるジョゼップ・クラロスヘッドコーチ(HC)=愛称ペップ=はスペイン出身の49歳。今季就任し、英語で選手に指示を出すペップHCを支えたのは、いずれも降格の悔しさを知る3人の「通訳」。ペップHCと選手との橋渡し役として、円滑な意思疎通ができるように気を配ってきた。

 前田顕蔵アシスタントコーチ(35)は旧bjリーグ高松(現B2香川)のHCを経て、2015年から現職。昨季のB2降格の記憶は鮮明といい、「あの経験をしたスタッフとして、絶対B1に戻らなくてはいけない」と、強い決意で今季を迎え、ペップHCに仕えた。

 小高行雄マネジャー(36)は秋田在籍4季目。秋田は専用の練習場がないため、小高さんが会場確保に奔走する。「チームは生き物」というペップHCは練習日程を直前に変更することも多い。思うように会場を取れず小高さんが苦慮したこともある。「練習環境で制限があるとペップに分かってもらうのに苦労した」と苦笑する。

 竹内繁アスレチックトレーナー(45)は14年に秋田入り。昨季までは個人練習する選手も多かったが「ペップは『居残り練習できるのは全体練習で全力を出していない証拠』という考え」だという。練習でも激しいプレーが要求されるため、竹内さんはこれまで以上に選手の体調管理に努めた。

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