ハタハタ、群れはまだか 男鹿・北浦、漁業者に焦り

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
調査で取ったハタハタを仕分ける漁師。雄が多く、全体的に小ぶりだという=10日午後10時ごろ、男鹿市北浦の相川漁港

 秋田県内一の季節ハタハタ漁の漁場である男鹿市北浦で今季、まとまった群れが一度も接岸せず、水揚げがほとんどない状態が続いている。北浦、相川両漁港の12日までの水揚げ量は計約55キロ。漁業関係者には不安と焦燥感がにじむ。

 両漁港や戸賀、五里合などを含めた県漁協北浦総括支所管内の水揚げは2008年と09年に千トンを超え、長年、県内4総括支所の中で最多を誇ってきた。昨季は11月30日に初漁を迎え、12月26日まで操業。漁獲量は前年比6割減の約105トンで、このうち北浦、相川両漁港は約97トンだった。

 漁師の桧山静夫さん(55)は「例年は数匹取れた数日後に群れが接岸していたが、今年はまったく来ない。資源量が減っているとは思っていたが、これほどとは」と話す。

(全文 832 文字 / 残り 503 文字)